メダカの卵や孵化直後の針子は、小振りで食べやすく良質なタンパク源であるためか、成長したメダカはそれを見つけ次第、容赦なく食べてしまいます。たとえ自分が産みつけた卵からかえった針子であっても、躊躇なく親メダカはたいらげてしまうでしょう。
メダカの繁殖サイクルは短く、卵も毎日のように産卵するため、どんどん大量に孵した上で、運よく生き延びたものだけが、次世代への子孫を残します。
とはいえ、針子の一匹一匹は当然食われたくはないでしょうから、成魚の目の届かない所へ本能的に逃げようとするんです。それは水槽の角だったり、水草の陰だったり、ほぼ水面に上がってじっとしているのが特徴です。
生まれて間もなくそのような合理的な行動をとれるなんて、命のメカニズムは実に奥深いですね。
そんな中でも、見事な隠れ方を披露したのが、下記写真の孵化間もない針子メダカです。
手前は、水槽のガラス面で、枯れかけたホテイアオイの茎(葉?)の間にひっそりと身を潜めています。これだけしっかり隠れていれば、そうそう成魚に見つかることはないでしょう。まるで、人間がかくれんぼをしているようなあまりに優秀な隠れ方ですね。
ちなみに、この後すぐに水槽から救い出し、針子溢れる別水槽へ移してあげました。
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