こんにちは、
水槽で生き物を飼っていると、どうしても気になるのが水質維持の問題です。
放っておけば汚れてきますし、だからといって、水の入れ替え過ぎも生き物の体調に負荷が加わります。
ところが、当院のメダカの稚魚が入っている水槽は、とあるタイミングから水の汚れ具合が格段に軽減されました!
それは、「スネール」と俗に呼ばれている巻貝たちが、水槽で増え始めたからです。
元々は、水草などにその卵が付着・混入していたんだと思います。
貝の渦巻く方向で品種が異なるそうなのですが、おそらく、サカマキガイかモノアラガイのどちらかが繁殖しているのだと思います。タニシではありません。
この巻貝は、稚魚が食べ残したエサを綺麗に食べ尽くしてくれる上、万一稚魚の死骸が水槽に残っている場合は、それも腐敗する前に綺麗に掃除してくれます。
この貝を見ていると、本当に掃除屋そのものです。似ているカタツムリなど、動きが遅いイメージしかないと思いますが、彼らスネールは意外に動きが速く、水面も腹を剥き出しにした背泳ぎで縦横無尽に泳いで移動します。そして、常に口と思われる箇所をパクパク動かしながら、漂っているエサなどもどんどん食していきます。
メダカメインで飼育していますが、このスネールの生態を見れたのはなかなか面白いです。
ただ、繁殖力が高いというだけあり、さっそく水槽の壁面や、水草の節々に卵を産みつけていました。
赤丸で囲ってあるのがスネール卵です。透明ジェル状の液で固めてあり、なかなか見つけにくいです。この卵まで孵ってしまうと、さすがに水槽がスネールで占拠されてしまいそうなので、見つけた分は全て排除しました。
もちろん、人の目など限界があるので、近々大量に貝の赤子が発生する日がやってくるかもしれません…
東京目黒
足圧の本家本元
足圧宗家
TEL:0120‐662‐588
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