IT病とは、若年性健忘症やITボケ、ITうつですが、
ここで取り上げるIT病とは、IT症候群(IT慢性過労性症候群)であり、
その、IT症候群についての原因と症状・治療法です。
ひと昔は、パソコン病・PC病などの呼ばれていましたが、スマホなどの機器の多様化、普及により、IT症候群の呼称が妥当かと考えます。(最近急増中の、スマホ病 首 めまい などの不調や 親指・小指の症状)も I T症候群です。
最近、当方のサイトを見て、
IT関連の患者さんが大勢お越しになられます。
「うちのサイトのどこの部分を見ましたか?」
と、必ずお聞きするのですが、
ほとんどの方は、特定できずに、
「どこといわれても、凄く効きそうだったから」
「えっ!…、動画を観て」など、答えます。
普通は、電話予約の際に、
まず、施術料金とコース、症状と治療内容、場所とアクセスを聞いてから、施術を受けようか、どうしようかと決めるのですが、
このような方々は、施術時間と症状だけ伝えて予約をします。
だいたい、1時間~2時間の予約時間を申し込みます。
切羽詰まった、訳の分からなるほどの体調不良状態で、
遠方からお越しになるのです。
どうしてもこの辛さを、
「今すぐになんとかしたい!」のでしょう。
さて、IT症候群(IT慢性過労性症候群)ですが、
症状は、「ただの疲れとコリ→目の奥・首の芯・後頭部~頭全体・肩の深いコリと異常な疲れや筋肉痛→片頭痛・手のシビレ・首と肩・手首や指の可動域障害ー//→慢性疲労症候群・うつ・若年性健忘症」と、発展していきます。
ご存知かと思いますが、
原因は、PC・デスクワークによる、日々の超時間でのパソコンでのお仕事で、かなりの激務をこなしていることです。
長時間座りっぱなしのパソコン作業で、集中して画面を見ているので目の周りの筋肉と視神経など酷使され、それが脳に伝達されることで、感覚器としての目、及び神経集合体の脳が疲れるのです。
また、緊張した姿勢での指先の繊細な業務であり、キーを打つ、首を固定させる、腕を宙に浮かせて支えての作業は、インナーマッスルを過緊張させ単調に繰り返して酷使するばかりでなく、連動する頸椎と脊椎や関節、それに付随する靭帯と腱にもかなりの負担がかかり痛めます。こうなると当然、脈管系に疲労物質が滞って血行やリンパ流の妨げになります。
つまり、目・脳・頚椎・肩甲帯・脊椎・上腕・前腕・手指を構成する、機能的主要な深部の筋肉が慢性的に疲労して凝り固まってしまい、運動時に可動域の緊張制限が起こり、筋膜やアウターマッスルの組織も過牽引されて傷んでしまいます。場合によっては、部分的に神経が軟部組織などに絞扼されて、上肢や手指のシビレの症状が起こります。
もちろん、体幹や腰を椅子に固定させての作業になりますので、体重を支える大きな筋肉(腰背部・殿筋群)と脊柱にも負荷ががかかります。また、ハムストリングスも椅子のシートに圧迫され続け、両膝も屈曲したままの状態で固定されてしまい、ふくらはぎの機能も低下して、下肢の血行不良などのダメージが起こり、全身が慢性継続的な緊張状態に陥ります。
つまり、現代社会にはなくてはならないIT、その職業年齢性別を問わないIT機器を使用した日常に潜む、特異的過労の負のスパイラル連鎖がIT症候群(IT慢性過労性症候群)なのです。
手で揉んでも、
鍼をやっても、
カイロプラクティックをやっても、
なにをやっても治らない、
今すぐに治したい、
パソコン作業を休めばいいのは分かっているけど、
休んでいる暇なんかとてもない、
そんなあなたの
治療はこちらから
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